本編

曼荼羅超常冒険記マンドラン 1の4

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Chapter011

ヨーデルはコボルトの羅装をしたまま、相手の攻撃を交わしつつ戦っている。いつものヨーデルであればより好戦的な戦いができたであろうが、どうも様子がおかしい。
「ヨーデル!!」
ギウシウスにしがみついたままのランディがヨーデルに声をかける。ギウシウス飛び降り、ヨーデルと戦っている者たちを見て驚愕する。
「村の連中かっ?!」
ヨーデルが襲われているのは、バリンチュースの村の者だった。全員が緑陽の羅装を行っており、目の焦点はあっていないが殺気立っている。ヨーデルは緑陽の民からの攻撃を交わしつつ、どうすべきか迷っていた。
「ランディ!逃げるぞ!」
ヨーデルがランディに向かって叫ぶと、一度羅装を解いて息を整えていたギウシウスが再び羅装を換装する。ギウシウスは、ひとっ飛びでヨーデルの方に向かおうとしていたランディを捕まえ、ヨーデルの方に駆け出す。バリンチュースの民が邪魔をしようとするが、伝馬の羅装をしているギウシウスの突進の直撃はおよそ1トンほどの重さがあるため並大抵のことでは動じない、抵抗したバリンチュースの民は30メートルはふっとばされた。邪魔をするバリンチュースの民を弾き飛ばしつつ、ヨーデルのいる場所に一気に駆けつけたギウシウスはヨーデルも抱え込んだ。ギウシウスに捕まりながら、ヨーデルは羅装を解いてギウシウスに抵抗しないようにしている。異なる羅装が近くにいると悪い影響の方が多いからである。二人を捕まえたギウシウスは一気に本気を出して戦闘の場から離れた。

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