本編

曼荼羅超常冒険記マンドラン 1の4Chapter010

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Chapter010

ランディは、ギウシウスに掴まっていた。ギウシウスは流浪の民と呼ばれる一族でギウシウスの一族は世界を旅している。もっとも、ギウシウスはその一族である父親とともに数年バリンチュース付近で放浪しているためほとんどの世界を見ていない。ただ、「伝馬」と呼ばれる能力はもっており、ルフェンがダリンジェンに情報を伝えたのも、このギウシウスが伝馬の能力でベッテルギルダムから駆けてきたから伝わったのである。そのギウシウスがランディを背に乗せて村の西に向かっている。
「そんなに急ぎの用事なのか、ギウシウス?」
ランディはヨーデルと別れた後に村に差し掛かったところでギウシウスに捕まった。流浪の民であるギウシウスは体格が大きく伸長は2メートルを超える。当然抵抗もできずにランディはギウシウスに捕まっている。背に乗っているというよりも振り落とされないように掴まっているのである。
「村が襲われているみたいだな」
寡黙なギウシウスがさらにトーンを落として話すことにより、より深刻さをましてランディに伝わる。
「な、なに?!襲われている?!なぜ?!」
ギウシウスの声のトーンの低さから深刻さが伝わるようで、簡単に冗談をいうやつでもないため事実なのだと思う。それ以上なにも話さないギウシウスに文字通りしがみついているランディは必死で考えるが、答えはでない。
そこに争いの声が聞こえる。ヨーデルの声だ。

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