本編

曼荼羅超常冒険記マンドラン 1の4 Chapter009

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Chapter009

藍陰の民の女が突然襲ってくる。襲ってくる者たちの中に、村の連中もいる。目の焦点が合っていない上に、怒気を帯びており異常な雰囲気を出している。
「ヨーデル!先に行きなさい!ここは我々がなんとかする!」
ダリンジェンが大声を出して、ヨーデルに伝えるや自分自身は羅装に換装する。見事なマントラを唱え、グリーンオーガに変身する。
「とうさん、村の人がいるぞ!戦えるのか?!」
村人のことを気にしていないダリンジェンではなかったが、手加減すれば負けてしまう。敵の数は長老衆の3倍以上はいるのではないか。
「構わん、村の者も鍛えていないわけではない!多少の傷はやむを得ないがな!行け!」
ダリンジェンが2人目の村人を倒しながらヨーデルに応答する。ヨーデルも状況を判断できないわけではないので、羅装でコボルトに換装する。
「わかった!ご無事で!」
ヨーデルがほこらの出口の方向へ駆け出す。それに気づいた藍陰の民も追う。
「逃げるのー?皆殺しにしちゃうよー?」
藍陰の女の前で、羅装化した長老が突然口から泡を吹いて倒れる。藍陰の民の羅装は一見変化していないように見えるが、薄い膜のようなもので覆われているようにも見えるし、少し光っているように見える。
「構うな!いけ、ヨーデル!」
ダリンジェンが倒れたものを引き寄せつつ、藍陰の民に戦いを挑んでいる。ヨーデルは前を向き最速で飛び出す。
「あー、逃げるんだー。ぜったい、あいつが玉持ってると思う。うん、思う。」
緊張感のかけらもない言葉をだしつつ、藍陰の女は操っていると思われる緑陽の民を長老衆に一斉に襲わせる。藍陰の女の後ろで控えていた、藍陰の民と思われるものたちと何やら話ている。
「ここは任せるから、私はあっちのワンちゃんを追うわね。よろしくー」
3分の1ほどの人数を引き連れ、ヨーデルたちの後を追う。残された藍陰の民と操られている緑陽の民と長老衆の戦闘は苛烈さを増している。

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